むくみをともなう病気

むくみは部分的であっても慢性的症状には重大な病気からのサインである場合もあるので注意が必要です。



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むくみをともなう病気

顔や手足を中心にむくみをともなう女性の病気


上記むくみの他、眠い、倦怠感、記憶力の低下、乾燥肌、脱毛、声がしわがれる、便秘、無月経といった多様な症状をともなった場合“甲状腺機能低下症”が疑われます。


この病気は 甲状腺ホルモンの分泌が低下した結果引き起こされ、40歳台以上の女性では5%程度見受けられますが、橋本病と主因とする原発性機能低下症(慢性甲状腺炎)と、甲状腺刺激ホルモン(TSH)の分泌能低下を主因とする続発性機能低下症によりムコ多糖体が皮下に溜まりむくみとなって現れます。


脱毛でかつらが必要になったり、声が低くなったりと、症状が女性の悩み多き部分といった病気でもありお悩みになる人も多いようですが、セルフチェックで自己診断が可能なので活用し、本症が疑われる場合は内分泌・代謝課のある病院で血液検査を受けてください。


血液検査では甲状腺ホルモン(FT4)および甲状腺刺激ホルモン(TSH)の低下のほか、コレステロールやクレアチニンキナーゼが有意に上昇し、健康診断でも発見できます。


ホルモンの低下によって引き起こされるむくみなので、甲状腺ホルモンを少量投与から初め、ホルモン量を測定して正常域に入るよう服用しますが、長期にわたって服用しても副作用等は見られていないので、加齢にともなう病気と思い、慌てず気長に付き合っていくことがQOL(クオリティ オブ ライフ)向上のようです。


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